清心流空手とは

 清心流空手道は故菊地和雄(和拳)を宗家とし、1957年に東京都港区で創流された伝統流派です。空手だけでなく、杖、手裏剣、柔術等も合わせて研鑽されており、現在清心流を伝承している道場は海外を含めて全国で30を超え、1000名近くが練習に励んでおります。宗家ご存命時は、はとバスの候補にもあがり、各会派との交流も盛んでした。これまで清心流の門をたたいた人々は万人を超えます。

 清心流空手道の特徴は、基礎型に見られるように基本を重視し、その技術体系が非常に豊富なことです。また型も30以上が伝承されており、これは空手を学ぶものにとっては貴重な財産といえます。伝統型においては、他流派に見られない流れるような動きが特徴です。組手稽古は早くより墨付けやグローブ防具付きも研究され、ビデオにその記録も残っております。現在は各道場によってそれぞれの練習方法を取り入れております。

 清心流空手道は修行者が、それぞれの学びたいテーマ(型を学びたい者は型、武器術なら武器術、大会を目指すのなら組手を中心に)を特に掘り下げて修行できる流派です。万人のための空手、それが清心流空手道です。

  故 菊地宗家      

旧本部道場

旧本部道場練習風景

菊地宗家(ローハイ初段)

旧本部道場 組手

日光警察署空手指導 

左:故 心和会館小林館長  右:皆清館疋田館長

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