9/16宇都宮市豊郷地区市民センターにて、小学生による型試合、清心流だけでなく他流派も交えたフルコンタクト直接打撃制による組手試合が行われた。小学生の部は練習の成果を発揮し、大人顔負けの試合が行われた。中学生の部では、蹴り技に秀でた池田、突き技中心で安定した組手の佐藤による激戦が繰り広げられ、延長戦までもつれ込む互角の戦いであったが、体力指数による判定で、佐藤が初優勝を勝ち取った。一般の部は、準決勝で他流派より参戦の田村が気迫のこもった蹴り技を繰り出すと犬浦が突き技で応戦。内容は五分五分であったが判定により、犬浦が決勝進出となる。もう1方の準決勝戦は、重い突きを武器に勝ち上がってきた山口に皆清館の伊藤が回転のいい突き技で立ち向かう。互いに意地とメンツをかけた試合展開となったが、決着はつかず体力指数による判定となり伊藤が決勝進出を勝ち取った。決勝戦では、左のリードパンチから一
気に飛び込んでの突きの連打で伊藤が攻め込む。それに犬浦が応戦し、常に攻撃を出し合う熱い戦いとなる。しかし本戦では決着着かず、延長戦へ突
入…。序盤は本戦と同じ展開かと思われたが、伊藤の突きからの前蹴りのコンビネーションが犬浦をとらえた。判定の結果、伊藤が勝利をものにした。